目的は3年ぶり開催のFOOD JAPAN2022で土佐寿司のPRです。
10/11㈫の夜 シンガポールに到着。
飛行機で6時間の旅でした。
この日はもう寝るだけでしたが、せっかくなので夜のシンガポールを徘徊しました。
そして、マーライオンと記念撮影 パシャ!
マーライオンの周辺は、あのマリーナベイサンズそびえ立ち、観光客がいっぱいでした。
おなかもすいたし、
夜なのですが蒸し暑いですし、
喉もカラカラですし、
/
ビールが飲みたい!
\
晩御飯はクラフトビールとハンバーガーを食べました。
なかなかのボリュームでしたが、クラフトビールが13SGドル、ハンバーガーが38SGドルで51SGドル(本日レート5,362円)でした。
いきなり物価の高さを感じました。
でも、これがUSドルだと7,650円なのでまだましな方かもしれませんね。
さて翌朝10/12㈬到着して最初の朝食は、ホテル近くにあるシンガポール名物のカヤトースト。
甘いカヤジャムを挟んだホットサンドです。
必ず温泉たまごが2コついてきます。
それを割って、黒蜜のようなあまい醤油を垂らしてディップして食べます。
これが、濃厚なブラックコーヒーと合ってけっこう美味しいデス。
朝食後は、サンテックシティー内のコンベンションセンターに移動。
FOOD JAPAN2022の会場に入りました。こんな風にすでに看板が設置されています。
土佐山田ショッピングセンターはどこかな?
ええーと
TOSAYAMADAなので
えーとT、
T、
T、
ありました!
A28です。
無事入場し
早速、設営です。
土佐寿司の解凍に必要な
「命」の電子レンジもお借りして解凍のテスト
しかし、これが厄介でした。
なんと1500Wのパワフルな業務用しかなく、500Wとか600Wは50%ボタンを押して750Wでで対応するしかないようです。
なので解凍が結構むずかしかったです。
その他の商品や部品の搬入をし、展示スペースの設営。飾りつけもして設営完了です!
高知県ブースではJA高知さんとの共同出展で
こんな感じです
上の写真左の冷凍ケースに土佐寿司を陳列しました。
陳列はこんな感じで、今日のところはミッションコンプリート!
その日の夜は、高知県シンガポール事務所の西森さん行きつけのローカルな中華料理屋さんで食事をしました。ラーメン1杯19SGドル(約2000円)と物価の高いシンガポールですが、飲んで、食べて、一人30SGドル(3000円)と超コスパの良いお店でした。しかも美味しい!大満足の晩御飯でした。
西森さんありがとうございました!
帰りにアラブストリートを散策。
大きなモスクがあり、コーランが流れいて、とってもエキゾチックな雰囲気でした。
いっぱい飲んで、食べて、歩いたのでぐっすり眠れました。
そして翌朝 決戦の朝です。
10/13㈭2日目の朝食は、5ドルの中華風おかゆを食べてパワーチャージ!
そしていよいよ朝10時 FOOD JAPAN2022がスタート!
この日から土佐寿司の商品監修をしてくれた中村新先生も合流してくれました。
3年ぶりの開催ですので、
まだまだ本格的な規模ではなかったようですが
徐々に会場にはお客さんが増えて
しばらくすると、熱気ムンムン!
たくさんのバイヤーさんが訪れてくれました!
英語では、言いたいことが全く言えず、通訳さんにお願いしながら、あっという間に初日は終わりました。
つかれたぁ~
でも、「今日はなに食べるぅ?」っと質問されると、
何となく元気が出てくるので不思議ですねぇ(笑)
この日の夜は、中村新先生がメニュー開発をした豚骨火山らーめんで食事をしました。シンガポールのらーめん屋さんは居酒屋スタイルです。みんなでいろいろシェアして飲んで食べるスタイルです。
これで終わらず
〆には現地で大人気のパンケーキ店 ベルビルさんへ
「先生もう無理~」と言いつつも
8層の超高層パンケーキを注文
写真ではわからないかもしれませんが、もうぷるっぷるっです。
結局、完食しました。
先生は、デザートにかき氷まで注文したました(汗)
このパンケーキをも中村先生監修だそうです。
改めて中村先生のすごさを実感です。
こうしてクタクタに疲れつつも、食欲を満たされると元気を取り戻した 2日目の夜がふけていきました。
そして
10/14㈮3日目の朝食です。
あんだけパンケーキを食べても朝は、やっぱり炭水化物
カヤトーストです!
しかもこの日のお店のは分厚いです!
もうすっかりシンガポールの朝食の定番!カヤトーストにはまりつつあります。
そして、2日間にわたるFOOD JAPAN2022最終日です。
この日は、「え!土佐山田ショッピングセンターさんですか?」と
声掛けしてくれるバイヤーさんが!
な、なんとスーパーマーケットの共同仕入れでお世話になっているCGCジャパンの関さんでした。
関さんは、知らないうちにCGCジャパンを退社して、シンガポールの和食チェーンの調達担当の副社長として活躍をされています。
いろいろとアドバイスをいただきました!
いやー、意外と世界は狭いです。
さてさて、2日目も多くのバイヤーさん達が立ち寄ってくれました。
それにしてもシンガポールの方々は柚子が大好きで、「Yuzu Sushi」というと目を丸くして立ち寄ってくれます。
そしてこんな風に写真をパシャパシャとっていきます。
高知県が長年かけてYUZUを世界に広めたことで、柚子は今や、YUZUとして世界中にファンがいます。
感謝です。
そんなこんなで、最終日もあっという間に終わり、2日間にわたったFOOD JAPAN2022も終わりました。
会場の撤収し終え、この日は土佐町出身の筒井さんが営む居酒屋スタイルのお店「よさこい」でお疲れ様会です。
この日も、和食でパワーチャージ。
和食は海外にしっかり根付いていますね。
帰りは、ちょっとシンガポールが慣れてきたので、中村先生をホテルまで送って、地下鉄でリトルインディアで途中下車して、散策ながらホテルまで歩いて帰りまし
リトルインディアはその名のとおり、インドの方々が暮らす街です。
シンガポールは、街区ごとに街の雰囲気がガラッとかわります。
夜なのにやっちゃ場の活気
ベジタリアンの多いインド人ならではなのでしょうね。
土佐寿司はインドでも受け入れられるかもしれませんね!
そして、10/15㈯シンガポール最終日の朝食はいつものカヤトースト屋さん。
でも、このカヤトーストではなく、ランチョンミートと卵のサンドイッチ
とっても濃厚なのに決して苦くない独特のブラックコーヒーが、ジワジワと美味しいです。
朝食後は、事業者訪問しました。
まずは、日本のスーパーマーケット明治屋さんとドンドンドンキを視察。
そして新鮮な魚介類が人気の和食レストラン SAKURAYAさんで昼食。
サーモンとアボカドの丼をいただいたのですが、本当に美味しかったです。
昼食後にSAKURAYAの岩下社長が来てくださり、シンガポールでのビジネスについていろいろと意見交換させていただきました。
次に、高級寿司店 Taiga Diningさんへ
オーナーの大河さんは高知出身で、タングリン地区のリージェントホテル内で高級寿司店とバーを経営されています。※写真 右から2人目が大河さん
いつかリージェントホテルで泊まって大河さんのお店で食事をしたいと思いました。
最後に同じタングリン地区にある「大人の駄菓子屋」がコンセプトの食のセレクトショップKURARAさんを訪問しました。
KURARAのオリビアさんは、Food Japan2022の会場で熱烈にオファーをしてくださったので、しっかり土佐寿司の営業をしてきました。
※写真 右から2人目がオリビアさんです。
最後の晩餐は、シンガポール名物のチキンライスの名店 Boon Tong Keeで食事をしました。
シンガポールには、チキンライス、バクテ、ラクサ、フィッシュヘッドカレー、チリクラブなどなど名物料理がたくさんあるんですが、今回の旅ではそうした料理は全く食べてなかったので、最後の最後に嬉しかったです。
岩藤社長ありがとうございました。
個人的には、白いチキンライスより、茶色いチキンライスが好きでした!
でもどれも美味しかったです。
5日間の滞在もあっという間でした。
そして食後はあわただしくチャンギ空港に移動。
夜10時10分発の飛行機で帰国です。
羽田空港に朝の6時30分に着くので、寝ないといけないのですが、寝なかればいけないと思えば思うほど寝むれない6時間のフライトでした。
こうして4泊5日のシンガポールの旅が終わりました。
柚子が大好きなシンガポリアンからたくさんの「美味しい」をいただいた土佐寿司を今後もよろしくおねがいします。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
]]>今日は、蔵屋幸右衛門 土佐寿司が「にっぽんの宝物JAPANグランプリ2021‐2022」のヘルシー部門で準グランプリを受賞したことを知事に報告しに高知県庁に行ってきました。
準備もあるので1時間前に高知県庁に到着し、早速応接室に通されました。
おお!いつもテレビで見る応接室です。
さて、緊張の中、試食の盛り付けや、商品展示の準備あわただしくしている中、気が付くと知事がお越しくださりました。
さっそく松岡農業マーケティング戦略課長の司会で報告会が始まりました。
まずは、土佐田舎寿司を盛り上げる会の三谷先生から、商品開発の経緯を報告されました。三谷先生は、長年 RKC調理製菓専門学校の校長を務めた高知の食品業界の重鎮です。
続いて、TABEGORO店主 石川から「にっぽんの宝物JAPANグランプリ」への出場したいきさつと、そこで感じた大会のすばらしさ、悔しかった思い、そしてこれからのヴィジョンを説明しました。
そして、土佐寿司の制作総監督の店主 石川の母から商品説明と開発での苦労話をさせていただきました。
そしていよいよ試食タイム!
最後に記念撮影をパシャ!
土佐の食文化である「土佐寿司」を国内外に広めていくことを改めて知事に誓い短い時間ですが報告会を終えました。
多忙な知事のスケジュールの間を縫って、このような場を作っていただきました高知県庁の皆さまに感謝です。
当社のスタッフもなかなかない機会に感動していました。
さて現在、「蔵屋幸右衛門 土佐寿司」は、オンラインショップTABEGOROで絶賛発売中ですのでよろしくおねがいします。
詳しくは、画面左上の「商品カテゴリー」→「土佐寿司 蔵屋幸右衛門」をクリックしてください!
]]>2022年2月11日(金)~12日(土)いよいよにっぽんの 宝物JAPANグランプリです!
心配していた雪も大したことなく無事に会場に到着。東京ミッドタウン日比谷です。このビルの6FのBaseQというホールが会場です。
こんにちは、店主の石川です。
明日の「にっぽんの宝物JAPNグランプリ」へ「蔵屋幸右衛門 土佐寿司」を引っ提げて参加するため、今日は東京に向かっています。
にっぽんの宝物グランプリとは、地方のまだ知られざる逸品を世界に紹介する イベントです。
1月13日に行われた「にっぽんの宝物オンライン大会調理・加工部門」で「蔵屋幸右衛門 土佐寿司」がグランプリになりこの度JAPANグランプリに出場することになったわけです。
↑の写真は1月13日オンライン大会でグランプリをいただいた時の写真です。
ところが、不運にも高知発羽田行きの飛行機が雪のため欠航になり、伊丹へ飛んで新幹線で行くというプランB作戦を決行中です。
現在、新幹線で移動中です。
雪が積もっていますね 。今年は本当に寒いです。
さて、話を本題に戻します。
にっぽんの宝物JAPANグランプリは、2/10〜11の2日間で開催されます。
まずは、部門別グランプリが開催されます。
土佐寿司は2/11のヘルシー部門のトップバッターでプレゼンします。
もし、この部門でグランプリを取ったら、シンガポールで開催されるにっぽんの宝物WORLDグランプリに出場が出来るようです。
高知の伝統食「土佐寿司」をシンガポールにもって行きたい!その一心です。
ぜひfacebookとYouTubeで「にっぽんの宝物」で検索して「いいね」と「チャンネル登録」をしてください!
2/11 の「蔵屋幸右衛門 土佐寿司」のプレゼン応援お願いします!
]]>
僕たちは、高知の香美市土佐山田町という町でローカルスーパーを営んでいます。小さな会社ですが、店内に「山田のかかし市」という農産物直売所があり、近隣の農家さんたちが日々出荷する新鮮な野菜が人気です。
また、町を流れる物部川を上れば、なだらかな河岸段丘に広がる田園風景に、あのアンパンマンミュージアムがあります。更に源流域を訪ねると、徳島との県境にそびえる名峰「三嶺」を望みます。
しかしながら、この美しい風景も、徐々に失われつつあります。
高齢化と過疎で荒れた耕作放棄地・・・・、収穫されないままの柚子畑・・・・、問題だらけです。
それがある朝、山田のかかし市に出荷している農家さんたちのなんの変哲もない出荷作業を見てこう思ったんです。
「あの美しい風景を作っているのは、この農家さんたちなんだ!」と
そして、更にこう思ったんです。
「そうだ!山田のかかし市で人気の農家さんたちの野菜を都会で暮らす方々にも食べてもらおう!そしたら、農家さんたちも喜ぶし、あの美しい田園風景も次の世代にのこせるんじゃないか!」と。
TABEGOROの野菜の定期便は、こんな思いから始まりました。
TABEGOROの野菜の定期便は、単なる野菜の通販ではなく、この地域の持続可能を支える活動です。ぜひ僕らの挑戦を応援してください。
LINEはじめました。よかったらお友達になってください。生産者のこと、地域のことブログ書いています。よかったら読んでください。
TABEGORO店主 石川
]]>香美市ものづくり会議物部川ブランド分科会として選定した3つの在来作物は
・山茶
・はちまき大豆
・高系4号護国芋 です。
↑山茶の写真
↑はちまき大豆の写真
↑高系4号護国芋の写真
まず、茶について
だいたい中山間地域では茶の生産が盛んだった名残りがあるものですが、どうして「茶」を選定したかとというと、その歴史的なストーリーでした。
物部は江戸時代後期から明治時代にかけて、土佐三大銘茶のひとつ韮生郷(にろうごおり)の大抜茶(おおぬきちゃ)の産地として茶の生産が大変盛んでした。当時は藩主山内家への献上茶にもなっていたと言われています。
物部の茶づくりの起源は、定かではないですが、平家の落人の宗石平九郎が茶を嗜み、京から茶の種を物部町岡内に持ち込んだと、旧物部村史に載っています。
その後、関ヶ原の合戦後、掛川藩から移ってきたばかりの土佐藩主の山内一豊公が最初に茶の採取を命じたのが物部だったと言われていますので、もうその頃には茶処として有名だったと思われます。
また、明治期には、日本ではじめて英国式紅茶の製造をし、イギリスに輸出した地でもあります。そんな歴史的なストーリーが残っている物部ですが、今はその名残りで茶畑が残っておりいるものの、産地としての商品はなく、各家で自家製の茶を作っている状況です。
明治期後期には紅茶の輸出も安い他の海外産地に価格で負け、その後は養蚕へ切り替え茶畑は桑畑に代わりました。その養蚕も安い海外産地に負け、現在の柚子畑に代わっていったという事です。
物部川の上流域は急峻なV字谷渓谷の地形で、機械化が難しいのも衰退した原因だと思います。
しかし民家の石垣や山中に自生する在来の茶の木がいくつも存在して、現在のヤブキタ種とは違う価値観のある茶が存在しています。
また、各ご家庭での茶作りも釜炒り茶や玉緑茶といった、珍しい製法で茶を作っています。
TABEGOROの運営会社である土佐山田ショッピングセンターは、香美市でバリューというスーパーをやっています。仕事柄、静岡や京都の有名産地に行き茶商さんと商談した事があるのですが、名産地の茶商さんはだいいたいこういいます。
「まず地元の茶を売らないといかんよ。茶葉の育った水系と同じ水系の水で淹れた茶が一番美味しいから」と。
なのでバリューでは以前から物部の茶を売りたいと思っておりましたが、一般流通してる商品が存在していません。ですから香美市ものづくり会議の調査で「茶」が出てきた時は、とてもうれしかったです。
調査で出会った茶の生産者さん達にお店での販売依頼をしかけたのですが、こちらの思いとは違い「みんな家用に作りゆうだけやき、売りもんになるろうかねー」と言われたり、「だいたい茶らあは、売っても赤字やき、作業するばあ無駄無駄」となかなか産地商品の開発が進みませんでした。
そんな時に協力者が現れます。
元香美市観光協会専務理事の長瀬さんです。
長瀬さんは、テレビ局や広告代理店で働いていた方で、退職後に香美市観光協会の専務理事をやっていました。
TABEGORO店主とは、実は同じ町内で昔から知っている方でしたが、まさか「茶」についてこんなに情熱的な方だとは思いもよりませんでした。
長瀬さんの「茶」との出会いは、広告代理店時代に土佐茶の振興に関わった時に、かつて地元の物部川流域に土佐三大銘茶にも数えられた「韮生郷の大抜茶」と言う茶があったと言うことを知り、大変興奮したそうです。
そこから自ら調査をしたそうです。
「韮生郷」と言う名前を頼りに、物部町ではなく「韮生の里」という道の駅がある香美市香北町を調べたようです。
でも、香北町ではいくら調査しても茶の痕跡がありませんでした。
同じ時期に僕と長瀬さんは壁にぶつかっていたので意気投合しました。
僕は、長瀬さんにものづくり会議の調査で出会った物部の茶の生産者に紹介して周りました。
そして、長瀬さんの熱い説得に9軒の生産者が賛同し、2020年の新年に物部「大抜茶」復活の会がスタートしました。すぐにその年の新茶を統一したパッケージで出そう!と言う事で、釜炒り茶、玉緑茶、緑茶の製法ごとにパッケージを作り、価格設定も生産者が再生産したくなる様な価格に設定をし、その年の5月に新茶の販売をしました。
時は新型コロナウィルスの蔓延による初の緊急事態宣言の下でお販売でしたが、地元の新聞にも取り上げられよく売れました。
2年目の今年2021年5月も新茶の販売ができ3年目に向けて活動をしています。
地元の県立山田高校商業科の生徒さんの協力で新茶の販売会を今年も実施しました。
ユーチューバーのチロちゃんにも取り上げてもらい、なんとチロちゃんのおじいちゃんとおばあちゃんがコラボしてくれました。
こうして香美市ものづくり会議物部川分科会の調査で発掘した物部固有の産品が誕生しました。
でもまだまだはじまったばかりですので様々な課題があります。
現在販売している物部「大抜茶」復活の会のパッケージの茶葉も在来の茶葉ではなく、やぶきた種ですし、生産者も高齢化していますので後継者問題や、産地として生産量の拡大するためにも後継者が必要です。
そのためにも魅力ある販売価格を維持しないといけません。
どうか次世代に物部の茶が引き継がれるよう皆さん応援よろしくおねがいします。
物部「大抜茶」復活の会のお茶はTABEGOROでも扱っておりますので、興味のある方はTABEGOROのECサイトを散策してください。物部の茶というカテゴリーでセット販売しております。
まさか、茶だけにこんなに書くとは思いませんでした。
今日はここまで、
次回は残りの2つの作物についてお話しをしようと思います。
最後まで読んでくれてありがとうごいます。
]]>ブログ2本目は、TABEGOROの拠点である 香美市 の在来作物について書きます。
おそらく1回では語りきれないので何回かに分けて書いていきます。
さて、いまから3年前の2018年 香美市ものづくり会議物部川ブランド分科会 として、物部川源流域 の 在来作物 や 伝統食 についての調査を行いました。
目的は、香美市の新しい特産品づくりです。
高知県庁からの支援でアドバイザーとして 農と生き物研究所 の 谷川さん を派遣してもらい 奥物部 の集落を5回に分けて調査を実施。
↑農と生き物研究所 谷川さんの写真
また同年6月には、当社の 生産者直売所 山田のかかし市 の活動報告会 基調講演にて 山形大学農学部 の 江頭教授 に 「在来作物で地域の魅力を掘り起こそう」 のお題で講演をしてもらいました。
↑山形大学農学部 江頭教授の講演時の写真
江頭教授には講演の前日に 物部町神池 地区に入ってもらい在来作物と思われるいくつかの作物の畑を見てもらい、住民の方への聞き取りもしていただきました。
その時の江頭教授のお話しを聞いて、どうしても山形に行きたくなり同年8月31日~9月2日にかけて、山形県内を江頭教授の案内で 在来作物の保存活動 をされている方々を訪問しました。
↑山形県の田園風景
偶然にも今日は2021年の9月1日なので丁度3年前の今日の出来事です。
山形市の八百屋 グリーンショップはらだ さんでは、常設で 山形の在来作物 の売場があり地域の在来作物や伝統食の伝承活動をされていました。
↑江頭教授と山形のグリーンショップはらださんを訪問した時の写真
また、鶴岡市にある 奥田シェフ の有名なレストラン アル・ケッチャーノ は在来作物の活用の最先端基地でしたし、宿泊した民宿 知憩軒 は伝統食の学び舎でした。
↑鶴岡市の民宿「知憩軒」の女将と谷川さん
そしてなんといっても だだちゃ豆 は、在来作物の巨人でした。
↑鶴岡市大泉地区の直売所でのだだちゃ豆の売場写真
丁度のこの時期は、だだちゃ豆の最盛期で、すっかりだだちゃ豆の虜になって帰ってきました。
江頭教授に紹介してもらった鶴岡の 石塚農園さんのだだちゃ豆 を当社のスーパーマーケット バリュー でも毎年販売しております。
↑だだちゃ豆の生産者 石塚農園の石塚さん
石塚さんのだだちゃ豆、本当においしいです!
この時に見聞きしたことが今の分科会の活動の原点になっております。
↑鶴岡市大泉地区のだだちゃ豆の石碑
さて、奥物部に5回入った調査の結果、多数の在来作物であろう農作物を発掘したのですが、その中から3つの作物を分科会として有望な作物として選定させていただきました。
さて、それはどんな作物なのか?
それは、次回お話したいと思います。
ということで今日のところはここまで~!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
それでは次回をおたのしみに~!
]]>