
物部「大抜茶」復活の会
「大抜茶」は、江戸時代後期から明治時代にかけて現在の香美市物部町で栄えたかつての土佐三大銘茶の一つです。今はその名の記憶、記録も殆どない幻の銘茶です。昨年、郷土史家の皆さんや地元物部町の方々のご協力で、昔繫栄した大抜茶を再び生産し継承をしていくことで香美市物部町を元気にと「物部大抜茶復活の会」が発足しました。復活の会では、まず茶の生産・製造部門に重きを置き、併せて荒廃圃場の整備を行い偉大なる「大抜茶」の復活に向けて発進しています。

物部の茶は、DiversiTea.
いろんな茶が現存しています。

販売セット数:5セット
セット内容量:緑茶(2袋)・玉緑茶・釜炒り茶・番茶【各3g入×2包入×4種(5品)】
生産者の紹介
為近農園 釜炒り茶
(香美市物部町 神池)
安徳天皇伝説の地、物部町神池で物部特産の柚子を栽培している為近農園さん。
代々受け継がれてきた母屋の周辺には、大きな茶の古木が生い茂り、かつての茶の名産地の名残が残っています。
為近農園さんの特徴は釜炒り茶。手摘みで収穫した茶葉を、薪火で熱した鉄窯で炒りあげ、公文式柔揉機で揉み天日干し乾燥で仕上げています。
釜炒り茶ならではの、香ばしい風味をお楽しみください。




宗石ファーム 玉緑茶
(香美市物部町 岡ノ内)
宗石ファームは、国道195号線を大栃から別府方面に向かう途中、物部町岡ノ内で代々お茶を作っています。
手摘みで収穫した茶葉を、ドラム式の釜で炒り上げた玉緑茶。
香ばしい香りがクセになる玉緑茶をお楽しみください。



コハマ農園 緑茶・番茶
(香美市物部町 小浜)
1951年に設立された、物部に現存する唯一の蒸し工程の出来る茶工場です。
眼下に流れる物部川の源流、槙山川からそびえ立つ急峻な傾斜地に広がる茶畑は、物部最大の面積を誇ります。
爽やかな風味の煎茶をお楽しみください。



物部「大抜茶」復活の会 関係記事
2020年5月23日 高知新聞

2020年5月29日 高知新聞

2021年5月15日 高知新聞
