ヴィーガン仕様について
肉、魚をはじめ卵、乳製品等動物性由来の素材、調味料を避けた食生活を行い可能な限り地球、動物に優しい暮らしをする主義です。
土佐寿司は元々から野菜中心でヘルシーな田舎寿司ですが、卵や出汁等で魚を使っていましたのでヴィーガン仕様にはその素材を避けて味の研究を繰り返し仕上げています。
味と目で楽しむお寿司
12の枡に一つ一つ違ネタで構成されています。
ゆず酢飯の上に載せられているのは土佐の山で取れた山菜。
それぞれが主役で、いろいろな味を楽んでいただけます。
味わい深い手作りこんにゃくを少し濃い味付けで仕上げています。
寿司シャリとの相性は抜群。
秋に旬を迎える四方竹。一度ゆで上げたあとゆっくり煮ました。
シャキシャキとした食感と、柚子の香りが重なりながら口の中でほぐれるご飯との相性は絶妙です。
山のお寿司の代表は何といってもシイタケ。たっぷりとお出しを吸い込んだシイタケは満足度の高い濃厚な味わいを楽しめます。優しいお味のお豆とどうぞ。
甘味をやや強く加えたお酢に漬け込んだ高知県自慢の茗荷。自然な赤い色と、心地よい歯ごたえは、さっぱりとしたお寿司の代表です。
山の甘味といえばさつまいも。レモンの香りをたくさん加えた蜜で煮上げました。
寿司シャリとホクホクしたさつまいもは、今まで出会った事のない美味しさです。
春の日差しをうけてグングン伸びるわらび。収穫して塩漬けすると長い時間煮ることができるようになります。優しく煮上げたオクラを添えました。
甘く煮たフキを寿司にするのは珍しくありませんが、トリュフを合わせました。シャリにもトリュフオイルを絡めた逸品。土の香りをお楽しみください。
高知県のタケノコは、一般的になじみ深い節の短いものとは異なります。すくすくと伸びたタケノコは含め煮にすると美味しく仕上がります。桜の花を添えました。
刈り取ったぜんまいは、干すときに少し発酵させます。味わいは深まり、醤油や砂糖と良く合います。歯触りのよいレンコンとのお寿司は山の味わいです。
リュウキュウ(はす芋)は独特の繊維が美味しさのポイント。少し強い酸味で漬け込むと柚子酢の利いた寿司シャリと良く合う、田舎寿司の定番となりました。
田舎寿司とは
ほのかに酸味の効いた酢飯がさわやかで上品な味わい、山菜のネタは甘酢につけたりゅうきゅうやみょうが、甘めに煮たしいたけなど山の幸を、様々な味付けで楽しむことができます。
土佐の地域、地域でその味付けが変わり、何十年も引き継がれています。
田舎寿司の歴史
高知県の山間地帯に伝わる行事食で、すしのネタには県内でとれる山の幸がふんだんに使われています。土佐弁で宴会のことを指す「おきゃく」の際に振る舞われ、「おきゃく」文化の料理の定番である「皿鉢(さわち・さはち)料理」の一品にもなります。
昆布やのりが手に入りにくかった時代、山でとれる食材で寿司をつくったのがはじまりとされています。
見た目を楽しむ
色あざやかな見た目が特徴で、みょうがの赤、りゅうきゅうの緑、しいたけの黒など、カラフルな見た目とともに味を楽しんでいただけます。
土佐寿司のきっかけ
高知県内の地域の女性グループにプロの料理人や料理研究家が参加し、2018年より始まりました。
当社もプロジェクト当初から呼ばれ一緒に開発し、2021年4月に商品が完成、6月にお披露目され販売が開始されました。
当社の田舎寿司は、2018年スーパーマケットトレードショウのお弁当・お惣菜部門で大賞をいただいた実績があります。
もともと米屋を営んでいたことから、米を美味しく食べさせる田舎寿司は、得意中の得意で審査委員をうならせて見事に大賞をいただいきました。
土佐寿司の受賞歴
2021-2022 にっぽんの宝物JAPANグランプリ 「土佐寿司 山景色・散策」準グランプリ
2023年 高知県地場産業大賞 「土佐寿司 山景色・散策」高知県地場産業奨励賞受賞
2023年 第一回香美市ものづくり大賞 「土佐寿司 ゆずの山」優秀賞
2023年 ご当地スーパーグランプリ2023 「土佐寿司 ゆずの山」協会特別賞
お召し上がり方 世界に届ける冷凍技術
作ったそのままの味、見た目を世界に届ける。
とても難しい課題です。
保存の技術者と最高級の冷凍の機械で研究を重ねて完成しました。