農薬を使わない若き生産者 本間 康さん
こんにちはTABEGORO店主の石川です。
最近、嬉しいことに私どもの生産者直売所「山田のかかし市」に若い生産者増えてきております。
今日訪問した本間 康さんもその一人です。
本間さんは、独立就農して3年目ですが、独立は、同じ香美市内の有機農業を専門にした農業法人で10年間働いていました。
なので、実は有機農業のベテランです。
その経験を生かして、農薬を使わない農業に取り組んでします。
しかし、独立して一人で農業してみると、農業法人での出来上がった土とは全く違い、一からの土づくりは大変だったようです。
また今年は、お盆に2週間降り続いた大雨とその後に発生した虫との闘いが大変だったようです。
写真はツルムラサキの畑です。
見ての通り、雑草とツルムラサキが共生しています。
柔らかそうなツルムラサキの葉、おいしそうです。
ツルムラサキはレシピ集に料理方法載せていますので参考にして下さい。
次の写真は、丸オクラの畑です。
丸オクラは、さやが丸い形をしたオクラで、普通の五角種のオクラは、カットすると断面が星形になりますが、丸オクラは円形になります。
こんな風になっています。
けっこう背が高くなって収穫作業は大変です。
葉っぱには、虫食い痕がたくさんあるのですが、可食部のサヤの部分はキレイです。
農薬を使わない農業は、虫と草との闘いが大変です。特に夏場は、虫と草の両方からの猛攻撃にさらされますので特に大変です。
適節な農薬使用で、虫も草も管理することができるのですが、本間さんはそれをしないのです。
本間さんにとっては、農薬を使わないのが当たり前なのです。
その当たり前は、おそらく前職の農業法人で10年間で培った有機農業の経験から来ているのだと思います。
ナスの畑。
下草が生えているのは除草剤をつかっていない証拠です。
農薬を使っていないナスは貴重です。
9月の定期便に、本間さんのツルムラサキや丸オクラが入る予定ですの楽しみにしててください。
地域の生態系にやさしい農業
都会のデパ地下や自然食専門店に行くと色とりどりのオーガニック野菜やオーガニック商品が陳列され、「健康に良い」とか「安心安全」とかアピールしていますが、オーガニックの価値は本当にそこなのでしょうか?疑問です。
オーガニックの本来の価値は、自然環境や生態系にやさしい農業であるということ。
そういった部分に共感して購入していただくと、どの地域の環境を良くしているのかということに関心がいくと思います。ひいては海外産のオーガニックより国産の、しかも応援をしたい地域のオーガニックを購入しようという動機につながると思っています。
TABEGOROのお客様は、高知の生産者の応援者です。
野菜の産地は、産地であると同時に、そこには人が住んでいます。
また人だけでなく、様々な生物が住んでいて大いなる生態系が保たれています。
本間さんの野菜をTABEGOROの定期便に入れることは、この地域の生態系維持の応援になるということです。
TABEGOROは決して有機栽培の野菜を専門にした宅配を目指しているわけではありません。TABEGOROは高知県の生産者にこだわったECサイトですので、慣行栽培で素晴らしい野菜をつくる生産者も、有機栽培で素晴らしい野菜をつくる生産者もいます。どっちの生産者も応援したいと思っております。
とにかく、高知県の農業を応援していきたいと思っておりますので、ぜひTABEGORO野菜定期便の応援よろしくおねがいします。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。