野菜不作の救世主 橋田さん
西日本を襲った真夏の異常な長雨。
高知県でも8月初旬から連続2週間ずっと雨が続きました。
ようやく雨の峠を越えましたが、相変わらずクズつた天気が続いています。
この長雨で野菜の収穫が出来ず、生産者直売所「山田のかかし市」の棚も空席が目立っております。
当然、野菜の市場価格も高騰しております。
また、この時期は高知の平野部ではお米の収穫時期なのですが、収穫が出来ず稲穂が倒れて水没したりしています。
とにかく、農業の生産現場は大変な被害です。
このままではTABEGOROの9月のお野菜定期便に入れる野菜がないのではないかと心配していましたが、救世主があらわれました。
南国市岡豊町の橋田さんです。
なんとこの長雨に耐え抜いて茄子と胡瓜が畑に実っているとのことで取材に行って来ました!
場所は、南国市岡豊町常通寺島。
四国を平定した長宗我部元親の居城「岡豊城」の麓でお米と野菜を作っています。
上の写真は「岡豊城」の城山、岡豊山です。
お家の前の道は、車では入れない自然道で、四国のみちにも選ばれており、国分寺と善楽寺を結ぶ遍路道でもあります。
そんなのどかで自然豊か環境のなか、お米と野菜を作っています。
「今年の雨はひどかったねー。なんちゃぁ出来んかった。」と橋田さん。
しかし畑には、しっかり茄子と胡瓜が実っており、順番に収穫を待っています。
「ありゃ、雨風に打たれたき、ちょっとキズになっちゅうねー」と間引いた茄子をいただきました。
「長雨の影響で野菜不足ですし、相場も高いので多少のキズなら気にならないのでどんどん出して下さい。」と言うと。
「えいろうかねー」とのこと。
実直そのものです。
「またいかんなったら石川米穀店で働かせてよ」とのこと。
そうなんです。
3年前まで橋田さん当社の米穀店で精米担当をしてくれていました。
米穀店時代はとても世話になりましたが、今回はTABEGOROの救世主になってくれています。
感謝。
橋田さんの茄子と胡瓜は9月の定期便に入れたいと思っております。
これ以上雨が降らないことを祈っておいて下さい。
全国的な天候不順で生産現場は大変です。
野菜の相場も高騰しています。
是非、TABEGOROの高知野菜の定期便で生産者を応援してください!
TABEGOROは毎月1回新鮮お野菜をお届けしていますので、よろしくお願いします。
最後まで読んでいただきありがとうございます。