黒岩の新高梨 古味さん

高知特産 梨の王様 新高梨

こんにちはTABEGORO店主の石川です。ちょうど旬をむかえました高知特産の「新高梨」をご紹介します。

新高梨の特徴は、なんといってもその大きさ!大きいものはこどもの頭ほどにもなります。

そして、その味は、梨にありがちな酸味が少なく、甘くてシャキシャキジューシーでとっても美味しいので、ギフトとしても人気です。

高知で新高梨の産地と言えば、針木と黒岩がその双璧をなす生産地です。

TABEGOROでは、長年お世話になっている佐川町黒岩地区の生産者 古味(こみ)さんの新高梨をお届けします。

梨を愛でる古味さん

黒岩の新高梨

黒岩地区の新高梨の歴史は100年近くあり、このような梨園がいたるところにあります。

古味さんは、先代から新高梨の栽培を引き継いで、今年で26年目を迎えるベテランです。

古味さんの梨園

古味さんの新高梨は、年々美味しくなる進化する新高梨です。

古味さんが先代から梨園を受け継いだころ、収穫する梨の多くに裂果と呼ばれる、実のお尻の部分が割れる症状があったそうです。「このまま出荷したら黒岩のブランドに傷をつける」と思った古味さんは、いろいろと勉強をします。

そこでたどり着いたのが「土づくり」でした。

それまで使っていた化学肥料をやめ、籾がらや米ぬかをバチルス菌(※参照1)で発酵させた有機堆肥をつくり、梨園の土に入れてみたところ、どんどん裂果症状がなくなっていったそうです。

それ以来20年以上化学肥料を一切使っていないそうです。

その結果、梨園の土はふかふかになり、梨園の棚の支柱が少しずつ地盤沈下を始めるほどです。

古味さんの新高梨が、年々美味しくなる進化する新高梨と言われる所以です。

※参照1バチルス菌とは、納豆菌と同じ自然界に存在する好気性微生物で、他の悪玉菌を制圧する善玉菌です。

  

古味さんの新高梨

さっそく試食をさせていただきました。

”木なり完熟” さすことで味わえる”上品な甘さ”

酸味の少ない、甘い果汁がジュワーッと口いっぱいに広がります。

古味さん曰く

「近頃のお客さんの嗜好で、果物はみんな糖度を追求するがやけど、実は僕の梨は、実は酸味が強い方なんです。でもその酸味こそが木なり完熟をさすことで、その酸味がコクに変化して、上品な甘さになるんです」

とのこと

新高梨の熟度を見極める古味さん

”木なり完熟” を見極める ”達人の技”

木なり完熟して、美味しくなった新高梨を見極めるのに、こうやって袋の上から親指の感覚をたよりに熟度を確かめます。

「これがなかなかむずかしい。僕も人生で今回で26回しか経験していないので・・・」達人の弁です。
新高梨の作業は、デリケートなのでアルバイトさんを雇わずに、ずっと奥さんとたった2人でやっています。

有機堆肥と古味さん夫婦の熟練の技がギュギュっと凝縮したとっても美味しい極上の新高梨です。

新高梨 盛り付け

一度食べたら納得する旬の極上フルーツです。

ご贈答用にご自宅用にぜひご利用ください。

10月1日~中旬にかけての短い期間の取り扱いとなります。

数に限りがありますのでお早目にご注文ください。

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