秋が旬のたけのこ「四方竹」の生産者 白木谷の黒岩さん
白木谷の四方竹(しほうちく)
原産地は中国南部で、高知県に入ってきたのは明治10年頃に南国市白木谷の人が中国から持ち帰ったのが栽培の始まりだと言われています。
今日は、その白木谷で四方竹を栽培している黒岩さんを訪ねてきました。
黒岩さんは現在44歳、白木谷の四方竹の生産者に中ではかなり若い生産者です。12年前32歳の時に、脱サラして四方竹の生産をしていたおばあちゃんの跡を継いで今に至っています。
四方竹の竹林
黒岩さんが持っているのが四方竹で、背景が四方竹の竹林です。
猪用の電柵がを跨いで入るとこんな感じです。
時期的にはまだちょっと早いですが、すでにニョキニョキ生えています。
最盛期に入ると林の中そこら中が針のムシロ状態にニョキニョキと四方竹が生えてくるそうです。
春に旬を迎えるタケノコとは大きく違い、細長くて、キレイな黄緑色をしています。ゆでてアク抜きしたものを出荷しています。保存方法は、ゆでてアク抜きしてありますが、早めに調理してください。また、冷蔵庫に入れる場合にはポリ袋に入れ、消費期限を確認し利用してください。
収穫時期は10~11月上旬ですので、10月の定期便に入れる予定です。
四方竹はアクがないクセのない味と、ポリポリ!シャキシャキ!とした歯切れの良い食感が特徴で、炒め物、煮物、天ぷら、サラダ、炊き込みご飯や寿司など、中華や和食いろんな料理に使えます。
10月の定期便を楽しみにしておいてください。
白木谷の豊かな山の幸
黒岩さんは、春は筍とイタドリの収穫と加工をし、夏は生姜の梅酢漬けを生産し、秋は四方竹の収穫と加工をしています。最近では、おばあさんから習ったこんにゃくの製造もし始めました。
秋の白木谷は、人気の四方竹の収穫と加工で、一年を通して最も忙しいシーズンを迎えております。
秋に旬を迎える珍しい筍「四方竹」を食べてみたい方は、この機会にTABEGOROの柔いの定期便をぜひチェックしてみてください!